ある日Instagramの記事で拝見したあるポスト。
そこにはレトロで可愛いデザインのいわゆる「紙モノ」の商品の写真が掲載されていました。
活版印刷っていいよね、レトロでお洒落で…などと思っていたところ、なんとそれは丹波市の印刷所で作られていると知りびっくりしました。
というわけで今回ご紹介するのは丹波からレトロ紙モノを発信している「廣運舘活版所」さんです!
先日開催された阪急うめだ本店の阪急文具の博覧会2022にも出店されておりご存じの方も多いかもしれません。
本物のレトロを味わえる「廣運舘活版所」
廣運舘活版所in丹波
いいよね活版印刷。
印圧でできた凸凹も、すこしかすれたインクも、すべてに味わいがあって今のデジタル印刷にはない魅力があります。
デジタルでもレトロは装えますが、やはり昔から使い込まれた「本物」にしか出せない風合いがある。
私のドへたくそな説明を聞くより、見てもらった方が早いので見てほしい
よくない?めっちゃよくないですか?!
なにこのおしゃれ感…!
デザインもすごく洗練されていて、デザインちゃうこれはもう「意匠」と呼ばせて頂きたい。
おそらく全国の紙モノ好きをうならせるのではないかと思われます。
インクの色もくすみカラーで可愛い。
私もついつい衝動買いしてしまったのはAll antiqueシリーズ。
All antiqueは昔ながらの古道具で作成されているそうな。
活版印刷が活発だった時代に使用されていた活字なので、言われてみれば確かにどこか懐かしいでもすごく洗練されたデザ…意匠に感じられます。
そしてつくづく思うのは、昔のデザインの洗練されたことといったら…!
明治・大正・昭和のグラフィックデザインを集めた本なんて一日中読んでいられるくらい素敵ですよね。
廣運舘活版所さんによって生みだされた愛すべき紙モノたち、活版印刷で造られてるんだから「お高いんでしょう?」とお思いでしょうか。
再びオンラインショップを見て頂きたい。
かなりのリーズナブルなお値段で二度びっくりですよ…。
(というわけでついつい複数買いしちゃうよね)
また嬉しいニュースが!
かつて使われていた工場の復活プロジェクトが進行中らしく、後々はそちらで物販購入可能になる予定とのこと。
そしてなんと!その工場では活版体験のワークショップを計画中というからもう楽しみでしかない。
実は少しだけその場所を見学をさせて頂きましたよ。
改装作業中の室内、ずっと昔に活躍していたでろう道具達も見せて頂いて写真も撮らせてもらいました。
カメラ女子垂涎の本物のレトロ達が…。
当時の街、人々の暮らしをを彩ってきた「活字」たちが持つ風合いはそれは素敵で…シャッターを押す指が止まりませんでしたよ。
実は久しぶりに便箋を買いました。
何か相手に伝えたいことがある時は、メッセージアプリやメールで済ますのがほとんどです。
でも今回素敵だなと感じた便箋を手に入れたので、せっかくだから万年筆を買って大事に手紙を書きたいなと思いました。
デジタル全盛期の今、あえて手書きのメッセージを誰かに送りたくなるそんなお買い物ができました。
廣運舘活版所店舗情報
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